実は特にすること無いんじゃないだろうか・・・
そんなこと思っていませんか?
中には会社の上司に「男が育休とっても何もすることなんてないだろう?」なんて言われた方もいるかもしれませんね。
当たり前のことですが男性が育休をとってするべきことは「育児」に決まっています。
そして、育児に関するタスクは山程あります。
■この記事の著者
そちまる
- 3歳のパパ
- 2022年6月に第2子誕生
- 夫婦で育休一年取得
- 妻と子供が大好き
こちらの記事では「育休をとったら何するべきなのかわからない」という子育て初心者パパさんが育休をとってから困らないように、男性が育休をとって何をするべきか、細かいところまで全てを網羅して書いていきます。
- 男性が育休中に何をするべきか
- 男性が育休中にするべき家事育児のタスク
- 男性が育休中にするべきその他(家事育児以外)のタスク
- 育休中に限らず絶対やるべき3つのこと
男性育休を取得する全員が読むべき!男性育休に関する悩みを網羅した「完全ガイドブック」は下記。
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目次
男性が育休取って何をする?って育児に決まってるって話
冒頭にも書きましたが、男性が育休をとって何をするかって、それは「育児」です。
育休は「育児をするための休暇」なので、当たり前ですね。
嫌な会社の上司とかだと
なんて言ってくる人もいるかもしれません。
それに対しては自信をもって
って強気に言ってあげてください。笑
Twitterには「パパが育休とって何するの?」という質問に対して、こんな最適解をつぶやいてくれている方もいました。
Q「パパが育休とって何するの?」
.
A「まず朝ごはん用意したら上の子達起こして食べさせるじゃないですか。んで着替えさせたら保育園に送りますよね。そして買い物行って帰宅したら掃除機かけて昼ごはんの用意して妻と食べます。食べ終わったら片付けて保育園迎えに行きます。あ、育休中は早迎えになるんですよ。
.
で、帰宅したら子どもたちと遊びつつ夕飯考えますよね。決めたらEテレに協力してもらって夕飯作ります。できたらみんなで食べて片付けますよね。まだ食洗機あるから楽なんですわ。そしてお風呂の準備して沐浴した後に上の子達入れます。入れ終わったらみんなで談笑して寝かしつけです。
.
あとはうちはミルク併用してるんで夜勤してまた朝ですね。出産後2か月くらいはそんな感じです。あと3人目だからリズム掴めてる感ありますけど1人目の時はどうすればいいか分からなくて精神的にきつかったと思います。だから上の子達いないから楽とかではないです。育休中やるのはそれくらいです。」
(@niboshi_ikuji7より引用)
男性の育休中の家事育児で何をするべきかを我が家を例に100個ほど書き出してみた
男性の中には「そもそも育児ってなにすりゃいいか分からんのだけど?」って方もいると思うので、細かくタスクを出してみました。
僕が育休に入るときに自分用に作ったものなので、基本的に我が家のタスクです。
ご自身の家のタスクに最適化してみてください。
※クリックで拡大します
ちなみにリストにしているのは、言語化しやすいタスクのみです。
ここに書いていること以外にもママさんは細かなタスクをこなしてますし、子供に関して色々考えています。
もしこれまで家事育児にノータッチ、もしくはちょっとやってやった気になっているパパさんは、普段これを全てやっている奥さんに感謝しましょう。そして、自分の行動も改めてください。
2人目出産したら、全部やるつもりで頑張る!
産褥期は家事育児全てをするつもりで
出産後6〜8週間までは「産褥期」と言われ、産前にはなかった様々な症状が出やすく、不調になりやすい時期です。
※産褥期の「褥」という字は「布団」を意味しており、その字にある通り、布団に横になって休んでおくべきとされています。
その期間のママさんは安静にしておくに越したことはないので、育休をとるなら産褥期の期間ぐらいは最低でも家事育児全てをするつもりでいましょう。
男性育休中に最低でもこれはするべき!ママがパパにやってほしいことベスト3
ズラーッと並んだタスクリストを見てもできる気がしない・・・
そんな方のために、男性が育休中に最低限する3つのことを書いておきます。
- オムツ替え(ウンチ含む)
- 夜泣き対応
- お風呂に入れる(スキンケアや着替えなども)
この3つだけをすれば良いというわけではないですが、ママさんの負担を減らすために最低限これぐらいはするようにしましょう。
オムツ替え(ウンチ含む)
オムツ替えはパパもできるわかりやすい育児の一つですね。
0才児のうちはオシッコ、ウンチともにかなり頻繁です。
徐々に減っては来ますが0ヶ月目なんて1日15〜20回オシッコをしますし、ウンチも15回近くすることもあります。
ママの負担を減らすために、オムツ替えは率先してするようにしましょう。
ちなみに「オシッコはオムツ替えできるけど、ウンチはできない」みたいなパパが多いようです。
ママの立場だったら、ウンチのときだけお願いしてくるようなパパはイライラしますよね^^;
まずはやってみよ!
夜泣き対応
夜泣き対応もパパがやってあげると、ママはだいぶ楽になるでしょう。
夜泣きは生後3ヶ月〜1年半ぐらいに起きやすいと言われています。
そこから2歳まで夜泣きする子がいたり、逆に全く夜泣きをしない子がいたり、子供によってバラバラです。
夜泣きがひどい子だとママは常に寝不足状態です。
パパが「全部自分がやらなきゃ!」と思う必要はないですが、ママと話し合ったりお互いの体調で役割を分担するようにしましょう。
パパは子供が夜に泣いていても寝てしまっているという場合も多いようですが、それはママさんからしたらイライラポイントですよね^^;
「ママがやってくれるし」と思っていると、夜泣きをしていても起きられなくなります。まずは「自分が対応しなきゃ」という意識を持ちましょう。
お風呂に入れる(スキンケアや着替えなども)
沐浴したり、お風呂に入れるのをパパがすることで、ママの助けになります。
お風呂に子供を入れるのって、なにげに重労働です。
また、ママがゆっくり一人でお風呂に入る時間を作ってあげることで、少なからずリフレッシュさせてあげることができます。
ちなみに「お風呂に入れる」と一口に言っても、
- お風呂の準備
- 着替えの準備
- 上がったあとのスキンケア
- 鼻や耳の掃除
- (へその消毒)
- 髪を乾かす
など、全てひっくるめて「お風呂に入れる」ということです。
準備や着替えなどを全部ママさんにやってもらう。そして文字通り「お風呂に入れる”だけ”」をやっていたら、ママのイライラポイントになる可能性があります。
男性育休1年間で家事育児以外に何をするかまとめてみた
子供が産まれると、家事育児以外にもするべきことがたくさんあります。
例えば下記のようなことです。
- 出産後の各種手続き
- 出産内祝いを贈る
- 予防接種に連れて行く
- 健診に連れて行く
- お祝いごとの準備をする
もちろん、全部を全部パパがする必要はありません。
ママの体調が悪いことも想定して、全て自分ができるように把握しておくようにしましょう。
その上で、ママとどちらがやるか決めればOKです。
産まれてから1年間育休を取ると仮定して、やるべきことをまとめておきます。
出産後の各種手続き
出産後には各種手続きが必要です。
出産後のママさんは書類を揃えて提出したりも大変なので、基本的にパパさんがやってあげるといいでしょう。
手続きが必要なものは下記
内容 | 提出期限 | 提出先 |
出生届 | 出産日を含め14日以内 | 市区町村役場 |
児童手当金 | 出産日を含め15日以内が〇 | 現住所の市区町村役場 |
健康保険の加入 | 出生後すみやかに | 各健康保険の担当窓口 |
子供の医療費助成 | 子供の保険証が届き次第 | 各自治体の担当窓口 |
出産育児一時金 | 受取方法による | 病院、または各健康保険組合の担当窓口 |
高額療養費 | 診察日の翌月~2年の間 | 健康保険組合の担当窓口 |
参考:ベルメゾンネット
出産内祝いを贈る
出産内祝いを贈るのも出産後にするべきことの一つです。
一般的に産後1ヶ月以内に贈るものなので、ママさんの体調を考えて、パパさんが対応してあげるべきでしょう。
出産内祝いとは?
出産内祝いはもともと「赤ちゃんが産まれた際、親しい人やお世話になっている人に贈り物をする」というものです。しかし、最近は「いただいたお祝いに対してのお返し」の意味で使われるようになりました。
お祝いをもらってない人に対して内祝いを贈ってしまうと、「お祝いを催促されてる」と思われてしまう可能性もあるので、「お返し」として贈ればOKでしょう。
贈る期間は?
出産の内祝いは一般的にお七夜を過ぎた産後1週間から1ヶ月の間に贈ります。(お宮参りのころまでに贈るのが目安)
遅くとも2ヶ月以内に贈るようにしましょう。
何を贈る?金額は?
贈り物として定番の「カタログギフト」だったり、ちょっと高級感のあるスイーツや日用品などなど。金額はいただいたお祝いの半額が目安です。
予防接種に連れて行く
予防接種に連れて行くこともパパが育休中にやるべきことです。
1歳になるまでにする予防接種にはかなりの数があるので、下記の表で確認して、最初にカレンダーに入れておくことをオススメします。
1歳になるまでの予防接種スケジュール
出典:ワクチン.net
パパがなるべくやろう!
健診に連れて行く
予防接種だけでなく健診も1歳になるまでに何度かあります。
※自治体によって回数が違います
僕が住んでいるところを例にあげると下記の5回があります。(3歳までに)
- 3〜4ヶ月健診
- 6〜7ヶ月健診
- 9〜10ヶ月健診
- 1歳6ヶ月健診
- 3歳健診
あと、他に出産後1ヶ月頃に「新生児訪問(※)」があります。
※新生児訪問とは
生後28日以内に、助産師さんや保健師さんが家を訪問してくれるサービスのこと
他にも自治体によって下記のタイミングで健診があるところもあります。
- 1ヶ月健診
- 12ヶ月(1歳)健診
- 2歳健診
予めご自身の自治体の健診について確認しておくことをオススメします。
お祝いごとの準備をする
男性が育休中にすることとして、「お祝い事の準備」もあります。
ママさんとお祝い事をするかしないかを決める必要がありますし、するならばパパとママの役割を決める必要があります。
1歳までの主なお祝い事は下記。
1歳までの主なお祝い事
- お七夜(生後7日目)
- ニューボーンフォト(生後3週間まで)
- お宮参り(生後31日〜33日目)
- お食い初め(生後100日目)
- ハーフバースデー(生後6ヶ月)
- バースデー(生後1年)
詳細は下記のサイトがよくまとまっていましたので、そちらをご覧ください!
→1歳までの赤ちゃんのお祝いイベントカレンダー
男性が育休中に関わらず絶対に意識しておく2つのこと
最後にパパさんが育休中に関わらず絶対に意識しておくべき2つのことを紹介します。
パパさんが絶対に意識しておくべきこと
- 子供と一緒に過ごす時間を作る
- ママの一人時間を作ってあげる
それぞれ説明していきます。
子供と一緒に過ごす時間を作る
子供と一緒に過ごす時間を作ることは、常に意識するようにしましょう。
パパは無意識のうちに自分の時間を優先してしまったり、ママに甘えて子供を任せてしまったりしがちです。
しかし、子供との時間は有限で、とてもかけがえのないものです。
子供の成長スピードは驚くほど早く、その時の子供とはその時しか触れ合うことができません。
「前の日にできなかったことが急にできるようになる」なんてことも日常茶飯事です。
日々忙しいせいでなんとなく毎日を過ごしてしまうことが多いかもしれません。
しかし、忙しい毎日の中だとしても「子供と一緒に過ごす時間」を作り出せるように常に意識しましょう。
ママの一人時間を作ってあげる
ママの一人時間を作ってあげることも、常に意識しておきましょう。
出産後は肉体的にも精神的にも不安定な中、ママは家事育児で日々大忙しです。
子供がいなければ普通にできていた「美容院に行く」、「ショッピングに行く」なんてことも簡単にはできなくなります。
パパさんが家事育児に協力的だとしても「パパを差し置いて一人だけ出かけたりなんかできない」と思っているママも多いです。
そんなときはパパの方から「たまには一人で出かけてきたら?」とか「今日は1日自分が子供を見るから、自由にしてていいよ!」と声をかけてあげるのがいいでしょう。
1日ずっとでなくとも、2〜3時間でもOK。
「ほっとひと息」つける時間があれば、ママにとってもいいリフレッシュになるでしょう。
まとめ
男性が育休とって何をする?って「育児」に決まってるって話。
男性が育休中に最低でもするべきこと、ママがパパにやってほしいことベスト3
- オムツ替え(ウンチ含む)
- 夜泣き対応
- お風呂に入れる(スキンケアや着替えなども)
男性育休1年間で家事育児以外に何をするか
- 出産後の各種手続き
- 出産内祝いを贈る
- 予防接種に連れて行く
- 健診に連れて行く
- お祝いごとの準備をする
男性が育休中に関わらず絶対に意識しておく2つのこと
- 子供と一緒に過ごす時間を作る
- ママの一人時間を作ってあげる
ママと2人で育児を頑張ろう!